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80歳のスタート
今日は、私の80歳の誕生日です。この数か月、どういう風に誕生日を越えようかと随分考えていたんです。 夕方、会社の伊藤さんから「80歳おめでとう」、横田さんから「今夜の月は、満月です。おめでとう」会社の帰り道、豊平川の当りで、電話をくれました。女性は優しい。胸がホッとして仕舞いました。 息子家族が「父さんの誕生日には、帰って来るから」と言って、孫たちの終業式の翌日、本州に家族旅行に旅立ちました。三食一週間分の食糧が、冷蔵庫の中に鮨詰め状態で入っていました。いつもと違って、黒ラベル6缶パックが入っていました。 「俺たち、こんなに食べるのかい」と二人してつぶやきながらも、息子たちの思いやりに感心。三食自炊生活が始まりました。 一週間、久しぶりに二人きりの静かな生活で、三人のかしまし孫娘達が居なくなった寂しさを愉しむ事になりました。 息子たちは、フェリーと下の道を通り、伊豆半島まで行って元気で帰ってきました。騒がしい日常が戻ってきました。 二番目の孫娘は「おじいちゃん寂しかったかい、またうるさくなるからね」と、こっちの心を見透かした。夜は皆で、いつ

公彦 漆
4月6日読了時間: 3分


早春の風景です
この三連休に、石狩の高岡地区の田んぼに行ってみました。まだ少しでしたが、ハクチョウが北への渡りの途中休憩と栄養補給に懸命でした。これから、この地区の田んぼ一杯に、数千羽のハクチョウが次々飛来して、にぎやかになりそうです。 この先も未来永劫、この風景が続いてほしいもんだと思います。 皆無事にシベリヤに渡って、秋には日本に戻って来てほしいと祈りました。 農家は田んぼを作り続けることが願われ、春夏秋冬の自然の営みも変わらぬこと、人間の手によって、破壊されないことを念じます。 さて、昨年秋から、北海道のヒグマ問題を追っ掛けて、札幌近郊の晩秋から初冬にの風景を写してきました。人間の営みによってヒグマだけではない、多くの動植物が生き辛い環境の中にありあるかを改めて学ぶこととなりました。 じぶんは、町の工務店を始めて、約30年になろうとしています。この間、そこに住む人のしあわせ、楽しみ、生きがいを追求して、住宅に取り組んできましたが、もともとあった、そこにある自然、生き物について考えることはありませんでした。 「人間は、可哀想なヒグマの被害者、ヒグマは

公彦 漆
3月25日読了時間: 2分


桃の節句
明日は、桃の節句ひな祭りである。今年は、ひな人形を飾らないのかと、妻と気をもんでいたら、夕方になって孫娘3人とで自分たちの狭い居間の椅子を片付けて、七段飾りを出し、組立始めた。 長女は中三で、早々に高校入学の推薦を勝ち取って私立の高校をきめていたので、みんなの仲間にはいって、雛飾りを仕切っている。今年6年になる次女、三女は、4月に2年生になる。皆それぞれに役に立っていて、一時間ほどで出来上がった。そこに母親が登場し、最上段の灯りを点け、仕上がりをチェックする。 私が見に行って、「やあ、いいねえ」と一言いうと、「きれいですよねえ」と彼女もひと言で答える。 この7段飾りは、彼女の実家函館から持参したもので、素晴らしい。 私は、今年は「出すのが遅かったね」と言いかけたが、留まって口を噤んだ。この夫婦は、朝から夜まで兎に角忙しい。 息子は「三人(娘)揃ってのひな祭りは何年出来るかなあ」と呟く。私は「長女が嫁に行くまで、10年は大丈夫だろう」とやり返す。 そうだ、私は今年80才だから、90才か。100才が目標だから、なんとか90才までは現役でい

公彦 漆
3月5日読了時間: 2分


妻の動脈瘤
昨年11月から12月まで、ヒグマの運命について5回のブログを載せました。私は、北海道に生まれ育ち、20才前後に10年間東京に居りましたが、今年で80才を迎え、差し引き70年、北海道で生きて参りました。 しかし、昨年の熊騒動で、加害者のヒグマ、被害者の人間の構図ばかりでの報道がほとんどでした. 言葉を持たないヒグマの声に耳を傾けることが必要でないかとふと考えました。 新年、改めてヒグマの勉強をしたいと思っております。 さて、本題です。 昨年11月に、私の会社で、年一回の定期健康診断があり、近くの新築間もない総合病院で、夫婦そろって、受診しました。私は取り立てて気がガリなところは無かったのですが、妻に動脈瘤の疑い有りとエコー検査の画像を見せられました。 たいへん驚きましたが、まずは精密検査を勧められ、造影剤入りのCT検査を受けました。 誠に鮮明な画像で、へそのあたり大動脈が左右の下肢に向かって枝分かれするところに二個の動脈瘤が現れました。医師は、「直径約30mm~34mmの太さで、正常な場合、10mmなので、3倍以上に膨れあがっています。早急に手術す

公彦 漆
2月5日読了時間: 2分


「ヒグマの物語」を終つて
本年も、「私のひとり言、ブログ」を読んでいただき、有難うございます。 本州では、まだ熊の出没が終息しませんが、北海道のヒグマは、ほぼ冬眠に入っしまったようで、道内のヒグマ騒動は、聞こえて来ません。只今、道内の山々に、推測12000頭のヒグマが深い眠りに入っています。この秋世間を騒がせたヒグマは、報道で推測する限りせいぜい数十頭ではないか。 私は、この物語で、「やまびこ通信」と言う仮説をたてて、北海道のヒグマ、本州のツキノワグマには、種の生存をかけた情報伝達、集団行動のネットワークがあると感じました。 最近は、動物・植物それぞれの集団行動を不思議な未知の自然現象として、テレビ番組で視聴する機会が増えて来ました。熊の世界にも、生存の危機に「やまびこ通信」があるべしと推測するのは、自然と思います。 今年は、山里、郊外住宅地から都市の中心部まで、入りこんでくる現象は、熊の生存組織機能が、相談し、命令して動かしているのではないか。 人間の側の分析は、気候変動、温暖化、山の実に凶作などを挙げ、熊の生存域を脅かす自然破壊の限りを尽くした加害者人間の責任はほとん

公彦 漆
2025年12月27日読了時間: 3分


「母さんの第二作戦」熊は、山奥に戻れるか
母さんは、鹿の話をしてくれた。 鹿は山奥にも、人里にもたくさんいる。熊の何倍もいて、しょっちゅう僕たちの前で、木の実を食べている。追い払っても、直ぐ戻ってくるので捕まえようとするが、するっとかわして逃げられるので、森の中で捕まえることは難しい。 僕も母さんが死んだ鹿の肉をくわえてきて、食べさせてくれたことが在った。鮭よりは、うんと旨かった。 熊は皆、鹿がすばしっこいので、獲るとることを諦めている。鹿の肉がうまいのは、皆も知っている。よく人間が掛けた罠につかまった鹿を食べている。 熊は、親子で獲物を捕ることはあっても、狼のように集団で鹿を襲う方法はしたことがない。目の前にこんなにいい獲物があるのだから、皆で、チームを組んで、捕まえることを相談しよう。 若い熊は、皆頭がいいから、やれると思う。今から作戦を考えて、冬眠から醒めたら早速やってみよう。 人間は、僕たち若者を、アーバンベアと言って、怖がっているから、しばらく山の中で特訓だ。 母さんは「危険な人里より、山の奥で鹿を捕まえるほうが、よっぽど安全だ」と、僕も賛成だ。 また、母さんは僕に話しかけた。

公彦 漆
2025年12月18日読了時間: 3分


「やまびこ通信」は存在するか
母さんは、父さんが帰ってこなかったので、相変わらず狭い穴倉で、ゴロゴロ寝返りがうるさい。まだ雪が少ないので、毎晩外に出て、おおきな声で叫んでいる。僕は「やまびこ通信」だと直ぐ分った。何を言ってるか、母さんは、結構大胆なことを考えて居る。 「やまびこ通信」は、今「やまびこネットワーク」になっている。 「やまびこ作戦」だ。なんかドキドキして来た。僕も仲間に入れてほしい。 母さんは「やまびこ通信」で、熊の仲間の団結を呼びかけているのだ。 「来春、人里は一段と人間の警戒態勢が厳しくなる。不用意に個人行動で人里に入って行くと、鉄砲で撃たれる。相手は、猟友会のおじいちゃんではない。住民は、ウオーと脅せば逃げるばかりだから怖くない。だが一旦人間にケガをさせると、警察・自衛隊というプロ集団が出てきて、鉄砲を向けて、執拗に追いかけてくる。確実に殺される」と、真剣に仲間を心配している。南の国の「月の輪ぐま」にも届いているはずだ。 母さんは続ける。 「先ず第一の作戦だ。冬眠から醒めても、直ぐ人里に降りないこと。木の葉っぱが茂るまで山を下りない事。親子の単位、単独で行動

公彦 漆
2025年12月18日読了時間: 3分


「月の輪熊は、僕たちの仲間です」
母さんは、南のほうから聞こえてくる月の輪熊の「やまびこ通信」をキャッチしていたようだ。だから母さんの決意も早かった。 僕は、ヒロシのお陰で人間の言葉を少しは分っていたから、人間たちの作戦をキャッチ出来た。人間たちは、僕たちに何か恐ろしいことをしようとしていると。 だから母さんの考えには、大賛成だ。だけど、不安もいっぱいだ。 昔、狼が人間の手で、一匹残らず殺された事を考えると人間は残酷で恐ろしい。大きないくさになったら、武器を持たない僕たちは、負けてしまう。 だけど、人間の中にも、ヒロシの様な優しい人間もいる。 母さんは、僕には絶対に山から下りていくなと言いながら、今日も食料を求めて出かけていく。でもこの頃は、お腹いっぱいに蓄えてかえって来ない。 僕もおっぱいだけでは、お腹がいっぱいにならない。僕もいつまでも赤ちゃんじゃないから、食べ物を探しに行こう。 いつもの山道を歩いて、坂を下ると、直ぐ大きな道にぶつかった。人間の臭いがプンプンして来た。 ぼくは、勇気を出して、人間世界の入っていった。最初は怖ろしかった。人間の言葉もわかるようになって、母さんの

公彦 漆
2025年12月9日読了時間: 3分


「冬眠の洞穴にて」
母さんは、今年は父さんが帰ってこない洞穴で、寝付かれないとよく昔話や先祖の話をしてくれた。ぼくは母さんの昔話がだいすきだ。 遠い昔、アイヌも今のような人間もいなかった頃、熊とオオカミと鹿が争い合う以外は、もっともっと豊かな自然があって、しあわせな暮らしが永く永く続いていた。雪深い冬が来ると熊の家族は冬眠に入る。冬眠のお陰で熊は何千年も、この山奥で生きてこれたのだと、母さんは僕に言った。 母さんは、直ぐに僕を産み、春まで飲まず食わずで、うんこもおしっこもしないで雪解けの春を待ったという。僕はすっかり成長し、野山を駆け回る。母さんは、痩せてしまってふらふらになって、洞穴から出てくる。 そして直ぐに僕の餌を探しに春の山を駆け巡る。山里離れた、深い森の中で、家族を守る一番安全な生き方、これを続けることが一番大切と繰り返した。 母さんに抱かれて聞く昔話は、楽しい話ばかりは無い。洞穴の中では、退屈しなかった。自然の中で強く生きる知恵も、厳しく教えてくれた。 狼の話だけは怖かった。この山にも狼が居た。狼と熊は、いつも食いつ食われつの関係だったと言う。だけど、あ

公彦 漆
2025年12月9日読了時間: 3分


ヒロシと会って
暗くなってヒロシが一人になり、昨日と同じいい匂いがして来た。ヒロシの一人言が始まった。 ヒロシは、母さんが云うような恐ろしさをあまり感じない人間だ。僕はヒロシが、山の中で、一人で何を言いたいのか知りいと思った。 次の日も、その次の日も寝ぐらに帰らず、母さんの心配をよそに、人間の作った大きな道路でヒロシの後を付けた。勿論、昼間は危険なので、夜走り続けた。僕の鼻で、ヒロシに居場所はすぐ分った。 一生懸命、ヒロシの言葉に、聞き入った。そのうち、不思議にヒロシの言葉が段々分って来た。「ヒロシは山が好きなんだ」と分かった。 ヒロシは、どんどん山の奥まで入り込んだ。焚火には困ったが、いい匂いを嗅がせてくれた。 僕はヒグマだから、人間の言葉は喋れない。僕はヒロシに、これ以上ヒグマの世界に入り込むと、命を落とすことを伝えたいと思った。 突然ヒロシの臭いが途切れ、僕の前から居なくなった。何故か寂しい気持ちになった。 僕は、ヒロシのお陰で、人間の言葉がもっと知りたいと思って、母さんの言い付けを守らず、その後も人間を観に行くことに決めた。ヒロシに、又会えるかも

公彦 漆
2025年11月29日読了時間: 2分


言葉を持たない熊たちの運命どうなるか
毎日、テレビを観ていると加害者の熊と被害者の人間との戦いの構図が定着して、市中に出てくる熊は、政治と行政の介入で、全て殺処分しなけれならない方向となってきました。もったいなくも、とらえた熊は、穴を掘って埋めてしまうそうです。 熊の猟師は、山の神のおさがりとして、先ず「熊の胆」を取り出し、皮を剥ぎ、内臓、肉、血と分け、骨までも、人間が余すことなく活かしてきました。 先人たちは、自然の恵みとして頂き、恐ろしい熊に畏敬の念をもって、その領域たる山奥には、おいそれと近づかない距離感を維持してきました。 私は、そんなことを考えていた時、テレビ映し出される舗装道路を逃げまどって走る子熊と心配げな母熊の姿から、ふと言葉を持たない「熊の言い分」を聞いてやりたくなりました。 そうしたら、まだ薄暗い未明の布団の中で、子熊が夢に現れて来ました。そして熊の親子の日常が物語になって、どんどん頭から出て来ました。以下、その内容です。 「僕は、北海道の山奥で生まれたヒグマです」 母さんは、僕をヒグマの子供「ヒータン」と呼んでます。僕は、山の木の実をたくさん食べた母さんに抱か

公彦 漆
2025年11月20日読了時間: 3分


青葉の美しいアジサイの庭園
「今年は、猛暑でアジサイの花が焼けてしまって、見ごろの一カ月前に駄目になってしまった。せっかくでしたが、会長さんには申し訳なかったです」 毎年、楽しませてもらう厚別のお客様のアジサイ園ですが、今年は猛暑で、出かけていくのをためらっていましたところ、お電話を頂きました。私が...

公彦 漆
2025年9月30日読了時間: 2分


増田明美さん夫妻を発見
9月6日の就寝時から雨になり、翌朝7日日曜日の目覚めた頃は、まだしとしと雨が止まず、中止かとちょっぴり期待して電話をしました。「雨天決行、雨がっぱを用意しています。遅れず9時まで集合してください」ときっぱり言われました。...

公彦 漆
2025年9月23日読了時間: 3分


あんこのベイクドチーズケーキ
5月1日に初めて行った「ハービーアンツ」に今月6回も通った。車椅子の妻が、連れていけという。熱いコーヒーとランチのナポリタン、妻もコーヒーと日替わりランチだが、この二回は厚焼卵サンドが定番だ。年金生活には、結構財布に堪える。...

公彦 漆
2025年6月4日読了時間: 2分
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