青葉の美しいアジサイの庭園
- 公彦 漆
- 9月30日
- 読了時間: 2分
「今年は、猛暑でアジサイの花が焼けてしまって、見ごろの一カ月前に駄目になってしまった。せっかくでしたが、会長さんには申し訳なかったです」
毎年、楽しませてもらう厚別のお客様のアジサイ園ですが、今年は猛暑で、出かけていくのをためらっていましたところ、お電話を頂きました。私がうかがえなかったことをとがめられるかと、ドキッとしました。
「ヒバの生垣が元気なく、一本枯れてしまいました。臨家から丸見えになった」との相談でありました。
ヒバの生垣が5mほどあり、ひとの背丈ほど高さです。ちょうどいい塩梅の目隠しになっていました。ヒバ全体が枯れ掛かっている状態で、元気がない。猛暑のせいかと話すと、ご自分の年齢、体力を考えると、再生させることは諦め、アジサイに似合う塀にしたいとのご依頼です。
そのことは、これから考えるとして、皆様にご紹介したいのは、青葉のみずみずしい美しさです。庭に入った途端に、不思議な感動を覚えました。
お客様は、猛暑で駄目になった花を落として、肥料をいれて、土を耕しなおして、待ったそうです。そうしたら芽吹き始めて、写真の今の姿になったとのことです。 この方は現在80歳後半と思います、歩くことが困難ですが、雪解けから雪の時期まで、毎日欠かさずアジサイのお手入れに身を捧げておられます。
そのお姿に心打てれる思いですが、それ以上にみどりの美しさに圧倒されまして、皆様にご紹介するものです。

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