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プロフィール

登録日: 2020年3月24日

記事 (62)

2025年11月29日2
ヒロシと会って
暗くなってヒロシが一人になり、昨日と同じいい匂いがして来た。ヒロシの一人言が始まった。  ヒロシは、母さんが云うような恐ろしさをあまり感じない人間だ。僕はヒロシが、山の中で、一人で何を言いたいのか知りいと思った。  次の日も、その次の日も寝ぐらに帰らず、母さんの心配をよそに、人間の作った大きな道路でヒロシの後を付けた。勿論、昼間は危険なので、夜走り続けた。僕の鼻で、ヒロシに居場所はすぐ分った。 一生懸命、ヒロシの言葉に、聞き入った。そのうち、不思議にヒロシの言葉が段々分って来た。「ヒロシは山が好きなんだ」と分かった。  ヒロシは、どんどん山の奥まで入り込んだ。焚火には困ったが、いい匂いを嗅がせてくれた。  僕はヒグマだから、人間の言葉は喋れない。僕はヒロシに、これ以上ヒグマの世界に入り込むと、命を落とすことを伝えたいと思った。 突然ヒロシの臭いが途切れ、僕の前から居なくなった。何故か寂しい気持ちになった。 僕は、ヒロシのお陰で、人間の言葉がもっと知りたいと思って、母さんの言い付けを守らず、その後も人間を観に行くことに決めた。ヒロシに、又会えるかもしれない。...

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2025年11月20日3
言葉を持たない熊たちの運命どうなるか
毎日、テレビを観ていると加害者の熊と被害者の人間との戦いの構図が定着して、市中に出てくる熊は、政治と行政の介入で、全て殺処分しなけれならない方向となってきました。もったいなくも、とらえた熊は、穴を掘って埋めてしまうそうです。 熊の猟師は、山の神のおさがりとして、先ず「熊の胆」を取り出し、皮を剥ぎ、内臓、肉、血と分け、骨までも、人間が余すことなく活かしてきました。 先人たちは、自然の恵みとして頂き、恐ろしい熊に畏敬の念をもって、その領域たる山奥には、おいそれと近づかない距離感を維持してきました。 私は、そんなことを考えていた時、テレビ映し出される舗装道路を逃げまどって走る子熊と心配げな母熊の姿から、ふと言葉を持たない「熊の言い分」を聞いてやりたくなりました。  そうしたら、まだ薄暗い未明の布団の中で、子熊が夢に現れて来ました。そして熊の親子の日常が物語になって、どんどん頭から出て来ました。以下、その内容です。 「僕は、北海道の山奥で生まれたヒグマです」 母さんは、僕をヒグマの子供「ヒータン」と呼んでます。僕は、山の木の実をたくさん食べた母さんに抱かれて、おっぱいをたくさん飲んで育っ...

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2025年9月29日2
青葉の美しいアジサイの庭園
「今年は、猛暑でアジサイの花が焼けてしまって、見ごろの一カ月前に駄目になってしまった。せっかくでしたが、会長さんには申し訳なかったです」  毎年、楽しませてもらう厚別のお客様のアジサイ園ですが、今年は猛暑で、出かけていくのをためらっていましたところ、お電話を頂きました。私が...

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公彦 漆

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