「ヒグマの物語」を終つて
- 公彦 漆

- 12 分前
- 読了時間: 3分
本年も、「私のひとり言、ブログ」を読んでいただき、有難うございます。
本州では、まだ熊の出没が終息しませんが、北海道のヒグマは、ほぼ冬眠に入っしまったようで、道内のヒグマ騒動は、聞こえて来ません。只今、道内の山々に、推測12000頭のヒグマが深い眠りに入っています。この秋世間を騒がせたヒグマは、報道で推測する限りせいぜい数十頭ではないか。
私は、この物語で、「やまびこ通信」と言う仮説をたてて、北海道のヒグマ、本州のツキノワグマには、種の生存をかけた情報伝達、集団行動のネットワークがあると感じました。
最近は、動物・植物それぞれの集団行動を不思議な未知の自然現象として、テレビ番組で視聴する機会が増えて来ました。熊の世界にも、生存の危機に「やまびこ通信」があるべしと推測するのは、自然と思います。
今年は、山里、郊外住宅地から都市の中心部まで、入りこんでくる現象は、熊の生存組織機能が、相談し、命令して動かしているのではないか。
人間の側の分析は、気候変動、温暖化、山の実に凶作などを挙げ、熊の生存域を脅かす自然破壊の限りを尽くした加害者人間の責任はほとんど議論されて居ない。
解決策の試案
① 冬眠明けに食料問題 熊は、鹿肉が大好きだが、熊には獲れない。猟友会の人たちは、鹿撃ちの猟師です。毎年、撃った鹿の半分を、山の中に置き、熊の食料にすることを義務づければ、熊は、人間社会には降りてこない。
② 熊の出没が常態化している都市部地域は、自然災害地に指定し、市街化調整区域に線引きし直して、住宅その他社会建設を禁止する。居住者には、市内の空き家対策として、転居を促進、グリーンベルト化
③ 人口減少過疎地では、一次産業放棄地は、中心部への住宅集約化、放棄地は、熊の生息地として、熊に返す。建物、道路は更地に、元の自然の森にもどす。
④ 熊を殺さない。「観光施設に熊牧場をつくる」「無人島に移住させ、熊の島ジェラシックパーク」「海外の動物園に斡旋」「医学的活用、漢方薬、毛皮加工」
➄ 互いに恐ろしい畏怖の関係の認識、共生の社会的認識を広める。相互の距離を広げる。歴史的な、人間と熊の共生の教訓を学び直す、
以上、私は、これら全く独りよがりの妄想的見識しかありません。そこで、この年末に「ヒグマの会」に入会申込を致しました。年会費3,000円でした
いろいろ、資料が送られてきましたので、正月は、ヒグマの勉強をします。
2025年12月27日
写真は、札幌郊外の山々ですが、もはやここにヒグマが冬眠しているとは思えません。もっともっと山の奥地と思います。生息地は、益々狭められ、高速道路や🚅工事で、分断されヒグマに安息の場はありません。




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