菊地神主さんに会う
どういう訳か、今年は、寝室にクーラーが必要無かった。リビングのエアコンも、除湿モードの日もあって、本州以南の皆様には、すみませんという夏でした。皆様は、いかがでしたか。
さてお盆が過ぎて、数日後、お客様の急なご依頼で、急こう配の山裾が迫る宮の森の住宅を訪問、二階に案内されて窓を開けると昼なお暗き裏山の森林が屋根を覆いかぶさるように迫っている、山崩れが心配ないかと尋ねると、あまり切迫感は無いようだ。カメ虫との共存にも慣れているとのこと。この自然を満喫している様子。
二階の木製の窓が、長年の雨雪の影響で、かなり傷んで、外国製の三重ガラスの窓が枠ごと外れ、落下しそう。ご夫婦で力を合わせて、ドライバーと長いビス、金属のバンドも使って、かろうじて落下防止をしている。
ご夫婦でよくやったもんだと感心。工事の担当に引き継ぐことにして、外にでる。
山道を進むと、トンネルだ。「そうかここは、小別沢トンネルか」と分かって十数年年ぶりの菊地神主さんの神社に立ち寄った。そこは、木曾の御岳山を本山とする御岳神社である。西野の丘陵に自力で社殿を建立し、広い敷地には芝生が広がり、駐車場も数十台が止まれる施設となっていた。何故か、犬猫などの火葬場の設備があった。
菊地さんとの出会いは、私が住宅会社で、お客様の工事管理をしていた若いころ、地鎮祭、上棟式をやらせて欲しいという神主さんを紹介されたことがご縁の始まりでした、
菊地さんの神事の進行は、従来のそれとは違って、祝詞奏上の一言一言がはっきりと分かりやすく、「オー」という警蹕の声も心臓と頭にじんじんと響いてくる。すっかり感動。聞くと、御岳山でかなり修行を重ね、故郷の北海道で、自力で、御岳神社を広めたという。
現在は二人の息子が後継者となって、ご本人は、半ばご隠居のスタイルだが、声の大きさは相変わらずだ。ひとしきり昔話をして、犬猫の火葬場事業に話が向き、神主の枠を外れた事業手腕の凄さに感心。私もまだまだ見習いたいと思って、再会を約束して退出させていただいた。次回は、二人の息子さんに会ってみたい。





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