冬至の夜、ななえさんの煮たカボチャを頬張りながら、夕食のひととき孫に「冬至って何」と聞かれて、一通り「なんでも博士」のようにうん蓄を披露しました。分かったふりをしたが、自分もよく知らない。翌朝の出勤時、7時過ぎ、緑苑台の交差点で、朝日の昇りはじめの写真を撮りました。少し雲がかかっていました。
自分の知識のいい加減さを反省し、出社して、いつものコーヒーを沸かしながら、ネットで、「冬至とは」を検索しました。次々と出てきました。
いちばん気になったのが、札幌圏の日の出の時刻でしたが、それは地形により多少違いがあり、札幌の表示より石狩緑苑台はちょっと早い。この撮影時刻は7時10分頃です。
次に朝日が一日どのくらい早くなるか、私の計算では25秒くらいと電卓で出しましたが、計算違いしているかもしれません。
冬至と夏至の日照時間の差は約5時間と記載されています。こんなに違うのかと驚きました。5時間は、300分です。300分は18,000秒で、半年は182.5日ですから、18,000秒を182.5日で割ると、98.6秒となります。一日約50秒ずつ朝が早く、日の入りが遅くなります。計算間違いがありましたら、ご連絡ください。
実は、私は、冬至の翌日一年中で一番好きな日なんです。年末まで、工事の年内完成と、無事のご集金に奔走し、明日こそ、明るくなると念願しながら、大晦日を迎えます。
そんな日々も、この数年は、息子が背負い始めて、息子には感謝感激というのが本音です。
さて、私は小学校4年ごろから地図を見るのが好きになり、中学一年の社会科は地理でした。小野先生といって、白髪交じりの初老の先生は、最初の授業の時に大きな世界地図を持参し、黒板にかぶせるようにかけてくれました。子供心に、びっくり驚嘆して、小野先生をすっかり尊敬してしまいました。そのころ、白地図と、地図帳があって、休み時間は、級友と地名あて競争をしていました。白地図を塗り絵のように色を付け、いろいろな記号を記入するのが好きで、地理の教科は、高校時代まで結構得意科目でした。
今でも、地図帳を拡げ、地球儀を回して、孫を相手にうん蓄三昧で、孫も辟易でしょうか。
ところで一番太陽が遠い冬至が一番寒い日かと思いきや、二か月後の2月が一番寒い季節で、一日では、お日様が真上に来るのが正午の12時ですが、一番気温が高いのは二時間遅れの午後2時ころが最も暖かい。2という数字は偶然の一致なのでしょうか。
この疑問を、子どもの頃から持ち続けております。私は、神様のいたずらでしはないかと片付けてきましたが。地球上の日本列島の位置が関係しているのではないか。
皆様、どなたか明解な回答をお持ちの方がございましたら、お教えください。
今年最後のブログといたします。雪が降らず、寒くならず心配していましたが、震えながらも、いつもの冬になってほっとしませんか。新年が皆様にとって良い一年となりますよう、お祈り申し上げます。
令和3年12月24日 漆 公彦
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