雪解けのドウダンツツジ

今年の雪には参りましたね。昭和51年に石狩市花川に住み始めた頃、南向きの大きい窓が積雪で、地面から3分の2位い塞がる年が数年続きました。大変な所に来たと思いましたが、高度成長時代に入って、仕事は毎日夜中まで、4人の子供が出来て、毎日必死で、雪のことは構っていられなかった。


幸いこの地域は雪が降ると、必ず夜中に除雪車がやってきて、きれいに雪かき作業をしてくれて、朝の早い出勤でしたが、遅刻することは殆ど無かった。排雪作業も頻繁に来てくれていた。


但し、そのころは、自動車はスパイクタイヤで、札幌市内は、今の様に除雪が良くは無い。轍が出来て、ハンドルが取られて苦労しました。春先の粉塵が社会問題になり、スタッドレスタイヤが普及するにつれ、除雪作業も地面すれすれまで行われ、冬の道路も快適になり、夏と同じスピードで運転する車が多くなりました。


さて、この数年でしょうか。夜中の除雪車が来なくなりました。更に土日は、いくら待っても一日中除雪車は来なくなりました。平日しか来ません、それも出勤後です。

しばらく雪の少ない年が続いたので、役所も予算に削減をしているのか、ここら辺は高齢者が多くなって、朝寝の人が多いようで、文句を言う人もいないようです。


昔なら、役所に即座に、なんだかんだ除雪を早めるようクレームをつけるのですが、今年はもう75才の年ですから、雪を言い訳に、休むことにしました。

ふとベランダの窓を見ると、雪がガラスを完全に覆い尽くしているではありませんか。慌てて写真を撮りましたが、真っ暗で、お見せできる写真にはならなかった。よくガラスが割れなかったと思いました。


今、雪が1/3くらいまで融けて、雪の下の庭木が姿を現しました。写真は大事にしていたドウダンツツジです。一応縄を回して毎年雪囲いをしているのですが、無残にも縄がずり落ちて枝が大きく曲がって、折れそうです。必死にこらえているような姿で、愛おしい。

今年の大雪で、この町の老いてゆく姿を今更ながら実感して、同居の子供夫婦、三人の孫娘の前途を改めて思いやる日々となりました。



それにしても、ウクライナ・ロシア問題、北朝鮮ICBM問題という巨大な暗雲が覆いかぶさって来ました。これには、ここで私が何かを書くという事が出来ない。ドウダンツツジを睨みながら、一人覚悟を固めるしかない。


令和4年3月24日



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