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執筆者の写真公彦 漆

犬の話です

これは、私の手書きの図面を真剣に見ている犬の写真です。玄関の上り框に腰かけて、玄関ポーチと外階段に雪除けの屋根を掛ける相談を始めて、図面を開き始めましたら、早速話の中に割り込んで来ました。

両手でしっかり図面を抑えてじっと見据えながら、私たちの話に聞き入って、自分が「主人だぞ」という態度に見えました。みんなで大笑いになりました。


 数日前の初対面の時は、リビングの天井が上階での水の事故で、水が垂れてきてクロスを張り替える相談をしている最中、私の足が重たいのに気が付くと、この子が足の甲に顎を乗せていびきを搔き始めたのです。

 なんとも人懐っこい仕草に、すっかりこの子が好きになって仕舞いました。

 しかし、名前も犬種もまだ聞いておりません。今は、こうは言わないがブルドックの一種ではないでしょうか。犬の外来種は、シェパード、コリー、スピッツ、ブルドックしか出てこないので、お客様には言い当てることが出来ません。

 

 私も、もともと犬は大好きです。孫たちも時々犬を飼いたいといいますので、「そとで飼うならいいよ」と言います。すかさず妻が「そんなかわいそうなこと言って」と私を叱ります。

 これは私の持論で、犬は外で飼わないとかわいそうと思っています。土足で家に入る習慣の国は良いが、日本は違います。この話を始めますと、今日の愛犬家のお客様を敵に回してしまいますので、仕事では、禁句と社員に言われております。


 ただ一つの経験だけ、あいの里で大きな金網を張って、シェパードを飼っていたお客様の処で、咬まないからというので中に入ると、とにかくじゃれてきて、抱き着いてきてかわいかった。警察犬の落第生を引き受けたようです。今も、古いランクルの座席に乗せて時々会社にも寄ってくれます。二頭目のシェパードとの事です。

 

 私は、昭和21年生まれの戌年で、犬の話は、また次の機会にさせていただきたいと思います。


令和4年12月9日




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