遠い昔「信じた私がバカなのか。騙した男が悪いのか」夜の酒場で聞いた歌の記憶が蘇
みがえります。
トルコの大統領とロシアの大統領の穀物輸出のやり取りに関わる話です。元々小麦一粒もやりたくないプーチン。エルドワン氏は、停戦交渉から小麦の輸出交渉まで、頑張って交渉成立かと思いきや、翌朝輸出港にミサイルが撃ち込まれ、誰もが騙されたと落胆しました。
それでも、トウモロコシ運搬船一隻が出航しました。しかしその一方で、ロシアは、交渉の行方に世間の眼を向かせ、着々とウクライナへの苛烈で残虐な武力侵攻の手をゆるめません。
またロシアはウクライナで収穫した小麦を略奪して、それを自国産と称して、外国に輸出。盗品売りという、浅ましいバレバレの悪事を平気で行う。
私達は、これからこの国と対峙していかなければならない。中国の台湾を囲んでの軍事演習。日本は全土を海に囲まれ、中国、ロシア、北朝鮮が四方から軍事演習の名の基、囲まれてしまったらどうなるか。
ストップ、これ以上は、このブログでは言えません。
さて、私も自給自足、自立の食料計画への想いを発表してから既に5カ月になろうとしています。かろうじて挫折はしていませんが、この猛暑の中で、雑草取りは厳しい。冷房をほどほどに風を切ってリフォームの仕事に走っているほうが楽しいと、ついつい出かけてしまう。
しかしあまりにも雑草が生い茂り、追い詰められて3日間、夕方畑に入った。トマトが10本程、どれも脇芽が延びて、実のなりが悪い。キュウリがうどん粉病にかかって、カボチャの葉っぱにまで伝染している。野菜たちに「ごめん、ごめん」と頭を下げながら、はいずりまわって、何とか雑草をほぼ刈り取った。久しぶりに畑が生き返った。
雨のお蔭もあって、野菜たちの背丈が伸び始め、家内にも自慢して気分がいい。しかし、近所の奥様から、カボチャの受粉が出来ていない、肥料が足りないと厳しい指摘。カボチャの黄色い大きな花に見とれていたら、雄花と雌花があって、朝早く雄花を雌花にこすり付けないと実にならないとの事。蜜蜂ハッチに頼っては駄目、今年は期待できないとばっさり言われた。
処がプリンスメロンが二つ野球のボール位に大きくなっていた。これには感動した。
まだまだ自給自足には程遠いことを悟り、息子夫婦の家庭菜園に行った。さすが10年選手で、着々と収穫を楽しんでいる。私ども夫婦もその恩恵に甘えています。
世界的な食糧危機が迫って、今、食料備蓄を考え始めました。皆様、スーパーに買い物に行けなくなったとして、何日生きて行けましでしょうか。私の家では辛うじてお米が15キロぐらいありました。そば、そうめん、パスタなどが少々で、缶詰などの保存食は殆どありません。これで、3世代7人が何日生きていけるかと考えると、暗澹たる思いになります。
ウクライナの地下生活に、これからの時代に生きるヒント、覚悟を学びたいと思う日々です。
貯金も大切ですが、食料備蓄は現実的で、日々の安心感は格別ではないかと想像します。
果て、何をどのように備蓄するか。先人の知恵を学ぶことから始めたい。
令和4年8月10日 漆 公彦
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