あんこのベイクドチーズケーキ
- 公彦 漆
- 6月4日
- 読了時間: 2分
5月1日に初めて行った「ハービーアンツ」に今月6回も通った。車椅子の妻が、連れていけという。熱いコーヒーとランチのナポリタン、妻もコーヒーと日替わりランチだが、この二回は厚焼卵サンドが定番だ。年金生活には、結構財布に堪える。
4人の子供の末っ子の長女は「ひときわ可愛いい」という。母と娘の絆は、男親にはわからない世界のようです。
さて、私が惚れた店長は、あんこのデザートが得意だ。おはぎ、お汁粉がメニューにあり、たい焼きもやるという。小豆をコトコト火にかけ、あんこをつくっている。
5月22日、私がランチの特注大盛ナポリタンを平らげた後、若い学生アルバイト風の店員が、「ここのあんこチーズケーキ、私だいすきなんです。ぜひ食べて!!」と推しはじめた。なかなか、商売熱心。
甘いものは別腹と言うのは本当らしい。テレビの情報だが、腹いっぱいになった胃袋に好きな甘い物の情報が入ると、脳の指令で特別な分泌物が出て、胃の中にすきまが出来る。MRIで、黒い影のような隙間が写し出される。まさに別腹が出来ている。詳しくはネットで検索してください。昔の人の表現力はすごいですね。
別腹ができたようなので、取り合えず妻と一個だけ注文して味見した。「これは結構いけてる」妻とうなずいた。
甘味を控えたあんこが、チーズの下に存在感があった。あまりチーズが得意と言えない昭和世代の田舎育ちに、104歳まで元気だったおふくろの味が口の中に広がる。コーヒーで苦くなった舌を労わる。
渋茶が欲しいなと思ったが、小豆の香りが残る鼻先の気分がいいので、言い出さなかった。
娘は、店長はじめ愉快な仲間としあわせそうだ。静かに本を読める雰囲気もあり、私にも、そんなゆとりが欲しいと思った次第です。

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